8.蓄熱分野

 石油ワックスは氷と同様、融解する際に熱エネルギーを大きく吸収し、固化する際は逆に熱エネルギーを放出します。即ち潜熱を持っていますが、この性質を利用して蓄熱体として利用されています。

 この潜熱は氷では0℃で熱量は80cal/gですが、ワックスはその融点(ちょうど私達がお湯や暖房として利用する温度帯で47℃から100℃程度までの間)付近の温度で熱量は50〜60cal/gです。

 現在の実例では蓄熱電気温風ヒーターや深夜電力利用の床暖房機、宅配ビザの保温板等ですが、融点と凝固点の差が小さい事、無機塩と異なり腐食性が無い事等の蓄熱材として優れている点もあることから種々の分野でその利用が検討されています。
 


こんなところにも