10.ポリッシュ(艶出し剤)

 ポリシュはワックスにとって馴染みのある古典的な用途です。現在良く見かけるポリッシュは床ワックス、カーワックス、家具の艶出しワックス、フルーツワックス(農業のページで紹介します)、靴クリームといったところでしょうか。
 これらポリシュによく利用されるワックスは石油ワックスよりむしろカルナバワックスや蜜蝋といった動植ワックスが主体でした。 しかしながら化学が発展するにつれ化学合成品の利用が多くなり、現代ではワックス系は少数になってきました。特に床ワックスは従来はカルナバワックス主体のものが殆どでしたが、現在はアクリル樹脂エマルジョンがその位置を占めています。しかしケミカル品の中には人によってシックハウスの原因となるとかで、ワックス系のポリシュが見直されたりしています。
 また使用し易くなるよう配合技術も進み、例えばカーワックス等はペーストタイプからふき取りが楽なクリームタイプさらに液状タイプのウエイトが高まってきました。
 以下にワックス主体の古典的なポリシュの基本配合を紹介いたします。


1)クリームタイプのカーワックス
カルナバワックス

20部

ステアリン酸

10部

トリエタノールアミン

0.3部

ケイソウ土

50部

ミネラルスピリット

80部

70部


2)ペーストタイプのフロア-ワックス
カルナバワックス

12%

セレシン

5%

パラフィンワックス

15%

ミネラルスピリット

68%


3)エマルジョンタイプのフロア-ワックス
カルナバワックス

5%

パラフィンワックス

8%

ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル

1%

ソルビタン脂肪酸エステル

1%

85%


こんなところにも