ワックスの可能性を見出すこと、
それが研究・開発の醍醐味

Introduction
大学時代から“化学の仕事がしたい”という夢を抱き、日本精蝋に入社。2018年に新卒で入社して以来、開発・営業部 用途開発課でワックスの基礎研究や新用途の開発などに携わっています。日本精蝋で働きたいと思ったきっかけ、この仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。
2018年入社
研究・開発
開発・営業部 用途開発課
CHAPTER

学生時代の知識を活かし、
ワックスの新用途開発や研究に励む。

日本精蝋に入社を決めたきっかけは何ですか?
大学で有機合成の勉強をしていました。その頃から、化学系の仕事がしたいという想いがあり、就職活動中に興味をもったのが日本精蝋です。当社はワックス専業メーカーですが、正直、ワックスに関する知識はほとんどありませんでした。
ワックスについて知っていく中で、特に驚いたのが用途の広さです。ろうそくやヘアワックスなどはなんとなく想像ができると思いますが、タイヤや食品などにも使われています。まだまだ可能性を秘めたワックスという素材に魅力を感じ、入社したいと思いました。
現在の仕事内容とそのやりがいを教えてください
もともと、茨城県のつくば事業所で研究をしていたのですが、当社の研究機能が徳山工場に集約されることとなり、2021年6月にこちらへ移りました。現在は、ワックス製品の新たな用途を探したり、研究をしたりするのが主な仕事です。
研究・開発をするにあたり、大手の企業さんとやり取りさせていただく機会があります。そういった企業と一緒にワックスの可能性を見出していくところが、研究・開発の醍醐味であり、仕事のやりがいにも繋がっています。
CHAPTER

さらなる可能性を見つけ出し、
新規製品化に携わるのが目標。

日本精蝋の魅力は何ですか?
社員同士の仲間意識が強いと感じますね。上司や先輩も部下思いで熱い方が多く、何かあったときもフォローしてくださったり、相談したりしやすい環境です。
直属の後輩という訳ではないのですが、研究部署が徳山工場に集約された関係で、後輩が何名かできました。私も後輩を指導する日が来ると思いますので、周りの上司や先輩のように頼られる人材になりたいです。
今後の目標やチャレンジしたいことを教えてください
目標は、新規製品化に携わることです。新しい製品をひとつ作るにしても、お客様の要望に応えつつ製品化ができるかといった検証や、さまざまな企業とのやり取りが必要になるため、長期にわたるプロジェクトとなります。私自身、まだ製品化をしたことがないので、まずはその目標を達成したいです。
当社は素材の会社ですので、製品化されたとしても会社名が表に出ることはほとんどありません。しかし、その製品に自社の素材が使われていることは実感できますし、日常生活の中でその製品を手にしたときの喜びも大きいでしょう。これからも、ワックスのさらなる可能性を模索しながら、目標が達成できるように頑張ります。