#イベント

周南市の冬の風物詩!
「周南冬のツリーまつり」

徳山商工会議所

日本精蝋の徳山工場がある山口県周南市。その周南市の冬の風物詩といえば、「周南冬のツリーまつり」です。
1992年から2年間、日本精蝋はこのイベントに合わせて“日本一の巨大ロウソク”を制作。徳山駅前に展示された巨大ロウソクは、県内外で大きな話題を呼びました。
当時の名残から、クリスマスの時期が近づくと、イベントのメイン会場となる青空公園にはロウソクをモチーフにしたシンボルツリーが登場します。
今回は、「周南冬のツリーまつり」を主催する徳山商工会議所の小林高志事務局長に、巨大ロウソクが展示された当時の様子やイベント開催に対する想いなどを伺いました。

  • 1992年から2年間、“日本一の巨大ロウソク”を制作
  • イベント協賛を通じて、地域の活性化に貢献

周南市の冬を代表するイベント

徳山商工会議所が主催する「周南冬のツリーまつり」は、1985年から始まった山口県内でも長い歴史を誇るイルミネーションイベントです。
JR徳山駅前や御幸通、青空公園を中心に、街路樹などが約100万個の電飾で彩られ、毎年多くの人でにぎわいます。

「当時、徳山市(現在は合併して周南市)には冬を代表するイベントというものがありませんでした。そんなときに、地元のお菓子屋さんから『近くにある大きな木をクリスマスツリーに見立ててライトアップしたらどうだろう?』という発案があったそうです。そこで、徳山商工会議所が飾り付けなどの手配を行ったことから、このイベントが始まったと聞いています。」

そう話すのは、徳山商工会議所で事務局長を務める小林高志さん。入所以来、「周南冬のツリーまつり」の準備や運営・撤収まで、イベント全体を統括しています。

日本精蝋が制作した“日本一の巨大ロウソク”を展示

青空公園にキャンドルツリーが登場したのは2012年から。イベントのシンボルとなるキャンドルツリーや華やかなイルミネーションショーをひと目見ようと、期間中は多くの方が会場を訪れます。
このキャンドルツリーのモチーフとなっているのが、1992年から2年間、JR徳山駅前に飾られた“日本一の巨大ロウソク”です。

「クリスマスといえばキャンドル。徳山市にはロウソクの原材料となる蝋を作っている日本精蝋様があったため、何か一緒にできないかと考えて企画したのが“日本一の巨大ロウソク”です。日本精蝋様には、ものすごく時間をかけてこの巨大ロウソクを制作していただきました。」

▲“日本一の巨大ロウソク”が飾られていた当時の様子


徳山駅前に飾られた巨大ロウソクは、高さ4.8メートル、直径1.2メートル、重さ3.66トンもある圧巻の大きさ。駅前のロータリーに約10日間展示され、毎日イルミネーションの点灯時間に合わせて点火・消火をしていたそうです。

「当時は、途中で火が消えてしまうこともあり、その度に何度も点火していました。また、実際に火を使っていましたので、万が一の事態に備え、毎日消防車が待機していました。」

ロウソクの制作や運営時に苦労したものの、その様子が全国放送のニュース番組で取り上げられるなど、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
日本精蝋は、その後も「周南冬のツリーまつり」に協賛企業として参加。残念ながら現在は巨大ロウソクの展示はしていませんが、キャンドルをモチーフにした高さ8メートルの華やかなツリーや、特別協賛をする「天空のライティングフラワーショー」でイベントを盛り上げています。

コロナ禍でもできることで地域の活性化に

2021年の「周南冬のツリーまつり」は、12月1日から28日まで実施。2020年に引き続き、新型コロナウイルスの影響でさまざまな制限がある中でのイベント開催となりました。

「以前までなら、県内外からたくさんの方にお越しいただいてイルミネーションを楽しんでいただきたいというのが私たちの願いでした。しかし、2020年からはコロナ禍によりイベントの開催自体が困難に。しかし、私たちはイベントを中止するのではなく、コロナ禍でもできることをやって地域を盛り上げたいという想いで、このイベントを企画してまいりました。」

小林さんの言葉通り、2021年は人数制限を設けたクイズラリーや抽選会、子ども向けのイベントを実施。参加者たちはみんな笑顔で催しを楽しんでいたそうです。

コラボ企画を通して地域貢献へ

「周南冬のツリーまつり」の主催以外にも中心市街地の活性化に力を入れている徳山商工会議所。最後に、小林さんへ日本精蝋にどんなことを期待しているのかを伺いました。

「周南市は日本精蝋様のような企業に支えられて、街が発展してきたといっても過言ではありません。今後も周南市を代表する企業として、ぜひ地域が元気になるような活動を一緒に続けていきましょう。」

現在、周南市の顔ともいえるJR徳山駅周辺では再開発計画が進んでおり、2022年から23年にかけて、ますますにぎわう街へと生まれ変わります。
これからも、日本精蝋はさまざまなコラボ企画を通して、地域の活性化に繋がる活動を行ってまいります。

企画概要

クライアント 徳山商工会議所
期間 1992年〜

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